新生姜の季節です

生姜は陽性と陰性、両方の性質をもった食材。食べてすぐは陰性の作用で血管が開き、血流がよくなるのでポカポカする気がするのですが、時間がたつと廻った血で体の深部を冷やし体温を下げると言われています。梅醤番茶に生姜を一滴入れるのは、血管を開いてそこに梅醤を流すという使い方なのだと、マクロビオティックでは教わるかもしれません。

ですので「温まる」のち「冷える」。冷える時間の方が長い…ということで、陰性の食べものと考えます。薬膳では「微温」として、食べた後の効果を見るそうですが~。

一方、漢方では「乾姜」という使い方をします。生姜を乾燥させると、ジンゲロールの一部がショウガオールという成分に変化します。このショウガオールには、血流を高めてくれて深部の熱を作り出すという働きがあるので、乾燥生姜はこの「ショウガオール+ジンゲロール」で体の中から手足の先まで温めることができるわけです。冷えを改善する目的なら、生生姜より乾燥生姜の方が効果が高いってことですね。

紅生姜は、多少乾燥させるとはいえ、生の生姜です。でも塩で水分を出した後に梅酢に漬けこむので、そのままの生姜よりはずいぶんと陽性に中和された薬味になるというわけですね。保存食には必ず先人の知恵が詰まっています。

さて、紅生姜漬け。

紅生姜大好き一家の我が家では、一年分1kgくらいを漬け込みます。
今年は包丁を新調したので、スイスイっとスライス~

漬ける梅酢はもちろん自家製梅干しの梅酢。
これもなぜか市販の梅酢だといまひとつおいしく仕上がらないんです。
塩の違い、塩分の違い、市販の梅酢は塩分が薄いものが多いのですよ。

■新生姜の梅酢漬け(紅生姜)
<材料>
新生姜 400g
梅酢 2カップくらい
塩 大さじ1
<作り方>
①きれいにした生姜を繊維にそってスライス(丸のままでもよい)、
分量の塩をまぶしてザルにひろげ、一晩おく。
②天日に半日から一日干す。この干し加減が大切。カラカラではなくシオシオな感じ。
③清潔な容器に入れ、梅酢をかぶるくらいに入れる。あれば梅干しを漬けた時の赤シソも入れる。
※最初に漬けた梅酢を1週間後に捨てて、再度新しい梅酢につけ直すと色が濃くなり保存がききます。全部捨てるのがもたいなかったら、半分だけ入れ替えるのも折衷案です。

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Posted on 日曜日, 10月 4th, 2015 at 9:21 PM

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