“cucina il cuore”…心の料理。

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わが家の味覚はかあちゃん基準だが、時々とうちゃん遊び料理で多様性の幅をもたせている。いろいろでブレブレですが、お昼にパスタ。今日の日はムスコと2人、瓶づめトマトとバジルだけ自家製、にんにく、オリーブオイル、鷹の爪、塩、胡椒…これもわが家のほっとする味わい、かな?

“cucina il cuore”…心の料理。

このレシピもともとはテレビねた。山形鶴岡アルケッチアーノ奥田シェフがイタリアを旅して、ソレントの有名レストランオーナーシェフ、ドンアルフォンソを訪ねた番組からだった。海に面したすてきなホテルはオーガニックの菜園を持ち、はるか日本からやってきた若き料理人をもてなすために、数十人のシェフを取り仕切るドンみずから野菜の収穫をする。そんな豪華な料理ができるのかとおもいきや、お客様向けに贅をこらした料理の数々は弟子たちにまかせ、小さなキッチンで、フライパンひとつでつくったのがトマトパスタだった。その質素な一皿を食卓に運び、奥田に笑顔でささやいたドンの言葉は、「心のありようが大事なのさ、さあたべよう!」

フライパンにオリーブオイル、刻んだニンニクと鷹の爪、香りがついたら湯むきのトマトをヘラで崩しながらソースに仕上げていく。塩コショウで味を調え、バジルの葉っぱ。頃合いにゆであがったパスタを和える。約15分でできちゃうマンマの味、味噌汁みたいな心の料理、なのかなイタリアでは。

Posted on 水曜日, 11月 16th, 2016 at 11:44 PM

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