草花茶
僕はハーブティーという飲み物を良く知らないんだけど、先日、ポラン広場のオーガニックショーというイベントで出店していたこれ、きれいだなぁと思って購入。透明なチャック袋で中身が見えるようになっていて、それがカラフルで。下の写真のように、緑色ベースに赤、黄色、青などがちりばめられていていい感じなのだ。5g入りで7~800円ほどだったと思う、国産の有機栽培、栽培から乾燥、ブレンドまでぜんぶその、出店していたご夫婦がやっているというのも好感。herbsmanの福山さんという方がつくっている。

草花茶
日本のお茶の世界でも、型破りなアイディアと販売で人気の「おちゃらか」というお店があって、ほうじ茶にカカオとか、クリスマス用のブレンドにはナツメグとかアラザンとか、とにかく思いもつかないブレンドでびっくりするのだが、その色どりの華やかさに通ずるものも感じた。まあ、もともとハーブティーに興味があったのでもなく、吉祥寺の型破りなブレンドも、度を越すとちょっと、という好き嫌いの問題もあって、買ってはみたものの触手動かずで、新茶も待ち遠しい最近になり、(あまり期待せずに)やっとこさ手を付けた次第。

ところが入れてみるとおいしかった。

商品名は「草花茶」といい、カモミール、ミント、レモンバーム、ラベンダー、ローズマリー、ヤグルマソウ、カレンデュラ、ベニバナがブレンドされている。まずいいナァと思ったのは、言わずもがな、見て楽しめる。ガラスの急須、熱湯を注いだときの葉っぱの開き方も、何とも言えずこそばゆい楽しさがあったし、香りも良く立ち上がった。注いですぐ、水色は黄味が濃く差し込み、透明だがボディもしっかり感じられ、おおー、と。カモミールベースでミントのフレッシュ感もなかなか。しかも煎が利いた。世の中には最先端の技術で香りを飛ばさずにすごいのもあるんだろうが、これは見るからに自家製手作り。それでいて色も香りもいいセン行っている。色々と研究したんだと思います。パッケージの口上もなかなかいい……

人の手が入らない野生のものには、計り知れない力があると思います。このお茶は野性の草花たちがもつ力、香り、そして自然のバランスをなるべくこわさぬよう、願いをこめてつくりました。

僕はハーブティーを良く知らないけれど、人が喫するべき何ものか、というのは、こういう中にあるんだと思っています。もう春だし!いつか畑に遊びに行こう(^<^)

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