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封をして寝かせていた紅茶をいれてみた。

有機栽培、在来茶園の紅茶で夏摘み。試験的に手摘みでつくったものです。
やや多めの茶葉を抽出時間短く2分、ささっといれるとこの上なくおいしい。
ポットに入れて時間がたってもなんの、ヘンなくぐもり感もない。

念のため、出がらしに再び熱湯を注いで時間を置くけど、それはそれでおいしい。
えぐみが出ないし、この人の特徴でもあるんだけど、苦味のようなものも出なかった。
水色は鮮やかなまま。芯の樹脂系の香りも乗っかって、それはそれで楽しい。

香りにも頓着せず(!)萎凋もてげてげなこのお茶。揉み込み過ぎて、汗臭くなっちゃう傾向を感覚的に嫌っているので、この人は揉捻浅め、殺青ぎりぎり、乾燥にも時間をかけない。このお茶が、3か月もよくもったなぁというのが正直なところ。いろいろと海外の紅茶も試して比べてみている。ダージリンでシーヨック、マカイバリ、ティンダーリア、キャスルトンなどランダムに飲んで抱く共通の感想としては、揉んだあとを蒸らさず青臭さをうまく飛ばしていると思えること。そこは生産者に研究してもらうしかないけれど、火入れというか焙煎でなんとか飲めるようにする、という方向はなしだよなと。いかんせん、国産のものとの差に愕然としているわけですが、ちんぷんかんぷんで頭の中のぐるぐるは続いています……

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