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昨日の昼下がり。寒いとはいえ、日が差せば暖かい部屋の中。ぬくぬくしては気持ちもぼやけるなと、サッシを開ければ外の空気が入ってきた。これでサッパリと仕事日和(?)に。と喜びつつ、アタマの端っこで(こういう冷たい空気の日って、湯気がいいんだよなぁ)と、このぽかぽかな感じを喜びつつ、お茶を淹れてしまう。それもゆっくりと。

淹れたのは、去年Yさんが実験にと、夏の葉っぱでつくった釜炒り茶。以前のような、田舎ふうのつくりも味わいあってよかったけれど、去年の夏は、僕が泊まり込みでつくった萎凋のお茶に触発されてか、お盆が明けてからせっせと捨てづくりをしては、僕に送ってよこしたもの。よださんは以前26さんに誘われ、徐先生(故人)と一緒に台湾にお茶を見に行ったそうだが、その時は「こんな茶は日本じゃ絶対できねぇ」と確信したそうだ。ところが、文山包種茶の花のような香りの足元にも及ばないものの、素人が夜なべでつくったお茶には、煎茶にはない香りが漂っていた。大きな風体にかかわらず、もともと感の鋭いYさんも思うところがあったのだろうか、送ってくれたお茶は、秋の時点で良い香りがした。

今日はシゴトの現実逃避もかねて、半年たったそのお茶の乾いた葉っぱを自分なり、黒く細くカラっとよじれたものと、よれていないものとに選り分けて、飲み比べてみた。

なるほどー(^<^)

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