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夏にほんの少しつくった紅茶を開けて飲んだらこれが手前味噌ながらおいしい。最近物忘れもするので、どうやってつくったか、思い出せない! …お茶の袋には皇武8.22とあるけれど、この日は檜原へとお茶畑探索に行った日だ。皇武神社手前の畦畔とは違う。…と振り返り、だんだんと思い出した。このお茶っ葉は檜原村で伺った方の山のお茶を摘ませてもらったものだ。これを車の中で日光萎凋(!)させながら帰宅、つくり方は、なんとこれは烏龍茶の失敗作でした。

帰宅後ゆっくり萎凋を続けたものの、日にあてる時間が長すぎ、葉が傷んでしまって、室内萎凋3時間ほどで香りはいいが色変わりのムラも出るし、ところどころ枯れ気味にもなり。それならばと方針変更、炒らずに揉んでつくったのがこの紅茶。揉んだ後の湿度時間もてきとうで、香りが良いうちに止めてしまおう、酸っぱくなるのだけは勘弁、と早めにオーブン乾燥させたものです。

ところが飲んでみるとコレがいわゆる蜜香で、熱湯3分でとにかく香りが立つ。水色は淡いオレンジ、茶水は甘く、渋み苦味のたぐいもなく、文句も全然なしです。中1の息子に飲ませたら、「カブトムシがやってきそうな香り」とのこと。あくまでも手前味噌ですが(^^ゞ …うれしいのは、これが東京の山の、在来のお茶からできたということでした。

お茶の敷き紙、高知の国友農園さんの包装紙です。葛湯の包装なので葛の葉の文様ですね。この葛湯も絶品(^^)

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