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あけましておめでとうございます

元旦の朝。心おだやかだなぁという意味ではホント久しぶりなお正月を迎えています。去年は自分も連れ合いも、中学1年の息子だって、世の中だっていろいろあったし、これからも楽観はできないんじゃないの?…みたいな現実はあるのに、なぜか心がおだやかです。どうしてだかわからない。でもまあ、いいじゃあないのー、みたいなお正月で。

家族仲のよいこと、気持ちや考えを通じ合える友だちがいること。おそらくは、曲げたくないことは曲げない。

人心地ついてから、2014龍というお茶の口切り。國友昭香さんがつくっています。高知の山の自然生え、肥料も農薬も使わずに育ち、摘み手が一葉一葉手で摘んで、釜で手炒りしたお茶です。水はお正月一番に汲み出す若水ではないけれど、暮れに汲みに行った富士のお不動さんのお水。散らしたお茶の花は相模野の秋摘みを乾燥させたもの。お茶の実もこれ、國友さんからいただいた、このお茶の同じ山から採ったものです。感謝。これは春になる前に芽を出させようと思っています。楽しみ。


昇龍のように!
心込めて淹れ、家族3人でいただきました。心からおいしかった!

龍のお茶は原点のようなお茶です。年が明け、これまで目の前を覆っていた淀んだ雲もとれてきたような感じでいます。お茶への迷いがフッととれ、ぼやぼやしてても何も始まらない。根底には在来茶や自然栽培のお茶のかけがえなさ、危機感。そしていろいろな意味で。いろいろと凌ぎは出てくるんですが、お茶、なんとかしよう!

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元旦の外は雪。お宮詣りの途中の生け垣、
チャノキはけなげに耐えていました。
春よ来い! いいお茶の年をつくりたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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