12歳の誕生日

今日は息子の12回目の誕生日

保育園のころから今に至るまでクラスいちのチビです

外遊びになると体格差は歴然としていて
「おまえは戦力外だから入るな」と言われることもしばしば
それでもめげずに仲間に入ろうとがんばったり
メソメソしたりの低学年時代

今年は6年生、まわりが大人になるにつれて
工作や家庭科が得意だとか、はっきり意見を言えるとか
体格体力以外のことを認めてもらえるようになってきた矢先、
夏ごろから特定の子にいじわるされて「仲間はずれ」に近いことが
みなが「友達とくっついていなきゃ症候群」のような中
ライバル視する子にいじわるされ続けたり
ちょっとつらい時期になりました

朝「学校行きたくない」と布団をかぶっていたり
日曜の夜になるとメソメソしたり
励ましてもダメ、さて叩き出すべきか悩みつつ送り届けたり
ということも…

でも言い続けたのは
「あなたは間違っていない、いじわるする方がおかしい」
「同じことを人にはするな、同じ悪い心に染まるな」
「人を貶める行動には決して同調するな」
「いやなことを言われたら時にはユーモアで返す」
そうやってがんばれば必ずわかってくれる仲間が現れるから、と

そんな理想論通じるのかと悩んだこともありましたが、
逡巡する親より息子は強かったようです

落選しようがおかまいなしになんでも立候補
家庭科の先生に「甘酒にアルコールは入ってない」と意見したり
今年の目標に「発酵」と書いてみたり
親の目から見たら「浮くんじゃないの?」と思うことも平気
「浮くのも引かれるのも慣れたから」
「どこまで理解されるか相手みながら話してる」
ちょっと人と違う自分を楽しむ余裕すら見せ始めました
今では、変わってるけど一目おかれる存在になりつつあるような…

私は、こどもは天からの預かりものだなぁという感覚があるのです
たまたま今一緒に暮らして衣食住の面倒を見てるけれども
所有物でもなんでもなくて別の小さい人格
たぶん彼がここにいることで私も何かを学んでいるし
成長を手伝うことが親の役目

長いようであっというまにやってきた12才です

玄たんじょうび

毎年誕生日は、ふつうのケーキを手作りしてます^^

20. 2月 2014 by oishii-mura
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