茶を岩の歳月に沿わせ、岩の要のいくつかを島々に、茶は海か、道は川かな。風景として刈り込んでいる。どこからも遠い、本当に何もない山の奥の奥、僕ら都会とはいささかのかかわりもない、本来出合うことのない、名もないお茶畑。茶園、と呼んでもいいが、その言葉は意味が広くなった。 茶庭。という気づきを受け取る。石庭露地ではなく茶の庭。そっと眺めつつ、いつか庭主にお話を伺おう。 tags / てづくり, ヤマチャ, 山茶, 自家用茶, 茶庭 « 残り芽のお茶。