打開一片天。地震が生んだ台湾の有機茶



シゴトの関係で調べものをしていて見つけた映像。
台湾語わからないのだけど、茶農家、張富欽さんが、多分、
最近注目を集めている台湾の烏龍茶「貴妃茶」誕生のお話しをしている。

貴妃茶、貴妃美人茶、貴妃烏龍茶、などと呼ばれるこのお茶、
茶の害虫であるウンカに食害させてつくられる。

19世紀の中ごろ偶然に生み出されイギリス貴族に賞賛された東方美人茶、
別名オリエンタルビューティー、と同じ考え、そう、ウンカに食われた茶葉を利用する。
ウンカの分泌物に茶が反応するためなのか、茶の香味成分に変化が生じ、
製茶には何とも言えない甘い香りと味わいが生まれるという。

茶の香気、自分なりには、発酵なしの草の香りから熟した蜜の香りに段階分けされるのだけど、
貴妃茶はまさに「蜜香」に入るということだ。(実はまだ飲んでません⇒台湾茶にむっちゃ明るいまうぞうさんに飲ませてもらってた(^_^;))
(草→花(スミレ)→花(ラン)→果実(若)→果実(熟)→蜜)

摘採時期は二十四節季でいう芒種のころつくるのが良いというから、農薬などは使えない。
そこで有機栽培。東方美人もみんな、こうした考えから有機に転換していったと聞く。

この貴妃茶、1999年の台中大地震がきっかけで生まれたのだそうだ。
語っているのが、映像に登場している張富欽さん。

南投鹿谷是台湾著名的茶郷
凍頂烏龍清茶甘醇
但近来鹿谷茶的市場
因為高山茶而偕受威脅
當凍頂烏龍陥入償格的混戦中
有人卻以叧類思惟
打開一片天

打開一片天。さぁ、何を語っているんだろう興味津々。
貴妃茶誕生の功労者として、2006年に神農賞という国家レベルの賞を受賞している。
張さんの茶園は台湾南投県鹿谷郷。かの有名な凍頂烏龍茶の最大のメッカ。
1999年9月21日に台湾中部を襲った大震災は、張さんの茶園を直撃した。
物語はそこから始まっていた。

いつかいただこう。
今年もいいお茶ができますように。
張さんに、台湾の自然に、小さなウンカたちに幸あれ!

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在作研のバックナンバー
お茶を炒る
Posted on 金曜日, 5月 25th, 2012 at 11:21 PM

…… , , , , , , , , ,

 

Responses (2)

  1. まうぞう より:

    フフフ…名前が違うってます、正確には張富欽ですヨ…実は春のティーパーティーでお出しした梨山の蜜香烏龍はこの人より前に貴妃茶の概念を生み出した「劉揮評」が高山(梨山)で作った正真正銘の貴妃茶ですよ。
    貴妃茶の概念が混乱する中、本当の貴妃茶を見つけるのはめちゃくちゃ困難です、が台湾の烏龍茶の将来がある気がした僕は探しまくってます

  2. oishii-mura より:

    まうぞう様 お世話になってます。直しました。
    この映像は、実際のところどう言ってるんですか?教えて~(って載せといて失礼)
    ただ、僕的には、こういう形で生産者が生でしゃべっているのをどんどん見聞きしたいと思いました。真偽も含めて、脈絡ある食とのつながりかた。
    にしても、僕がその本家の貴妃茶、すでに飲んでたなんて、こういう生徒をタコと呼ぶんだろーなー(^_^;)
    そうだ、鹿谷の茶師が梨山にいって、新竹の摘み手に摘んでもらってつくった、というお話でした。
    その茶師が劉揮評さん、ということ。

    ありがとうございます。

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