光枝さんと再会!

yagisawa090819
「あの場所がね、きれいさっぱり、なーんにもなくなっちゃったんだよねぇ…」

3月2日。ポランオーガニックショーで、光枝さんと再会した。光枝さんにお会いできたのは3年ぶりほどだろうか。その間に311があった。津波で壊滅した岩手県陸前高田の老舗醤油舗、八木澤商店のおかみさん。今日、その光枝さんに、今はもうない伝統の蔵で造った瓶詰めの生醤油2本をお渡しした。

その醤油は、僕の連れ合いが、蔵棲み酵母がいくばくかでも残っていれば役に立つかもと、当時まだ交通もままならなかった都内を探し回って確保した醤油だった。その後、地元でもろみが見つかったというニュースもあり、その醤油の役目も終わったかなと2人喜んで、物置にホコリかぶって、すっかり忘れていた。ただ、それ以降も僕たちは気を揉むほか、八木澤商店さんの何も手伝うことができなかったし、あいさつもできずに脱サラしちゃったしで、心の隅には申し訳なさのようなものがずっと、引っかかり続けていた。

光枝さんは東京の有機ネットワーク・ポラン広場のイベントに出店と講演で東京に見えていて、会場に着いた僕は真っ先に八木澤商店のブースへ。いたいた光枝さんが、お元気そうに、昔と変わらない笑顔で。「周ちゃんどうしてたのー」と、この間のことを手短に伝え、伝えられ。僕も昔の笑顔に戻ることができたような。和義さんも、みんな元気でいる。光枝さんもお元気そうで何よりでした。

高田の町は、ほんと何もなくなっちゃったんだそうだ。でも、ご存知のとおり、八木澤商店は現在、この震災を契機として七代目通洋氏が社長に就任、目を瞠る活躍でスタートを切っています。時と共に良いことが積み上がっていくのは、人の営みのすばらしさなのだと思うし、簡単ではないけれど、そこには、それを肌に感じながら生きるすばらしさがある。感謝の気持ちが湧き上がります。

2009年9月訪問時の陸前高田・広田湾。なんとのどかで美しい!

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Posted on 水曜日, 3月 6th, 2013 at 11:32 PM

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