無施肥2年目のねこぴたで、3本ひ弱な八列とうきびが採れた。ぎりぎりアワノメイガにやられる前に、スリムなシルエットは八列らしい。これを茹でてポリポリやると、なんともコクのある、畑の香りのする、アナログな味わい。
昔、亡くなった中富のFさんからもらった八列はもっとたくましかったので、やっぱり土がちがうんだと改めてナットク。すると同時にFさんが一生懸命堆肥づくりに精を出してたのを思い出す。新田中の廃校で、みんなでお酒呑んだのも思い出す。
北海道で八列とうきび。これに近い種類で、イタリアにotto fileという名前の在来トウモロコシがあって、こちらはスローフードの食遺産に登録されている。挽いて熱湯で練ってつくるポレンタは、蕎麦がきみたいな北イタリアのソウルフードで滋味深い。
ということで、来冬キシダにつくってもらうのに、種用に干してとっとこう。
Posted on 木曜日, 11月 17th, 2016 at 11:59 PM