おいしくってルンルンだ!

asakura1
やー久しぶりにおいしいパスタ食べた。
と、納得したのは、この前GAIA見本市でお会いした、
朝倉玲子さんが販売しているPastificio Mennilli社製のパスタ。
くわしくは朝倉さんのHPで見てほしいが、とにかくうまかった。

茹でたてのパスタに、マリナーラソースを絡めただけ。

アメリカで生産されたカムットという古代小麦、
ブロンズダイスカットで低温長時間乾燥、というあたりが特長になる。
コシを残しつつ、食感やわらかい。
なんとも絶妙な歯ごたえは、
思い出すと、また食べたくなる気がする。
小麦の味わい、というものも感じられ、さっぱりしてるのだが、
かすかに甘みを残して、ソースの旨みに絡んでくる。
穀物特有の、落ち着くような香りもまあるい感じがした……

やっほー
おいしくってルンルンだ!

投入して、再沸騰から5分が目安、1.6mmのスパゲティーニ。
ゆでているときの感覚では、
表面が中側に暖かい水分を浸透させていく頃合が
かなり茹で上がり時間に迫っている。
茹で上がりアルデンテが、皿に盛るまでのわずか1分ほどの時間でも変化して、
良い意味でやや柔らかく落ち着き、それがこのパスタのしっとり感になる。

低温長時間乾燥は、小麦のたんぱく質を固化させないとのことだが、
確か昔、牛乳の勉強したときも、低温殺菌牛乳で、
高温化しないメリットに似たような点、触れられていた。

製粉、成型まで、できるだけ熱ストレスを与ぬ配慮は、
牛乳でも小麦でも、このたんぱく質が生成され生きていた状態、
その構造を破壊しないための低温ということで共通なんだろう。
そのように、ある正しい状態が保持された製品には、
然るべくの触感、香り、味わいもまた保持されているということかな。

500gで800円と決して安くはないパスタだけど、
多分、効率が悪いおいしい小規模生産のパスタが、
おいしさと犠牲にして量産されてきたパスタに押されて今があって、
僕らは安い量産パスタしか知らなかっただけのことなんだろうなー

あ、これは同じく朝倉さんの、オルチョサンニータ。
asakura2

Posted on 土曜日, 12月 31st, 2011 at 3:27 PM

…… , , , ,

 

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