今日は中華街を散策。あらかじめ行こうと思っていた場所数か所をgooglemapに登録しておいたので、iphoneから見れば楽勝、と信じ込んでいたのが大まちがいで、僕のiphone4(4sではないです)ではこれがまったく機能しなかった。正確にはgooglemapのmymapが使えなかった。
行こうとしてたのは中華食材の道具屋さんとお菓子屋さんとお茶屋さん。
道具屋さんとお菓子屋さんはうろ覚えの検索キーワードでiphoneで見つけることができたのでよかったんだけど、お茶屋さんがわからない。有名どころではなく、入り口がそうとは見えないようなお店で、という記憶だけを頼りに、道具屋さんを後に小一時間もうろついた。
で、入ったのが伍福寿新店。入り口は確かにふつうの食材屋さんみたいだが、なんとはなしのカンが働いたか中に入ってみる。店の間口の左半分で入り口、その左半分ぶんの区画には瓶詰とか乾物とかのふつうの食材。そして気になる右の区画、棚越しに、あ、あるではないか、お茶がずらっと並んでいた。ここかな、と確かめるすべもないのでとにかく右区画に移動してお茶を見ることにした。
するととてもきさくなご主人がいろいろと話しかけてくる。この、僕がいちばんいやな「話しかけられる」という状況なのに不思議、このご主人にはそのイヤな感情が湧かない。ということでなぜか打ち解けたように中国茶初心者質問をいろいろさせていだいて、3種類のお茶を買った。金欠病につき安物(^_^;)。でもご主人、ヘンなものはおいていないから大丈夫ですよと、購入の3品はご主人おすすめのものだった。文山包種、金亶、四季春という名前のもの。
中国茶は小さな急須で葉を浸すように泳がせ、具合は淹れる自分で決めて飲む。自分で決めて、という点を強調して話すご主人の説明をやけに納得して、今日は文山包種(30g500円だった)を飲んでみた。
まず、パッケージを開けた途端に花香立ち上る。茶葉を手に取るともっさり自由形のゆったりさに好感。水道水、熱湯。一煎目をすぐにすて、すかさず二煎目を熱湯で1分ほどで。フレッシュな花の香りがすーと立ち上り満足。3,4で香りが最大、といってもそんなハデじゃなく控えめ。5から香りも落ち着いてきて、逆に心なし甘みが移ってきて、葉を見ると大分開いたようなので6煎で了とした。1杯7,80ccほどを日本茶用の急須と茶碗で淹れ、30分ほどの時間で。お腹がぶがぶにもならずだったし、いやはや心持ち軽やかなお茶の時間でした。
女房も「なかなかおいしいねー」と評価高。
そこそこ安くて佳。
そして、お茶も良いけど伍福寿新店というお店が1発で好きになりました。あ、ちなみに、最初に行こうとしたお店、ここでした!