山椒の季節です

 

 

 

 

 

 

 

山椒の季節がやってきました。
この季節にしか出会えない初夏の味。
夫が群馬から持ち帰った山椒。
ついでに山椒の木の鉢植えまでもらってきました。
少し触れるだけで家中に山椒の香りがただよって、
アゲハ蝶になった気分です。

まずは、実と葉に分けます。
若芽は茎ごとでもいいですが、固そうなところは葉だけはずします。
…ここまでで約30分。
肩こった~

 

 

 

 

 

 

 

次に、葉も実もゆがいてアク抜き。
たっぷりの湯をわかし、葉はさっと湯通しする程度でひきあげ、
水に1時間ほどさらします。

次に実を湯がきますが、アクが残ると後で抜けないので、
30分~1時間かけてゆっくり煮ます。
実の固さを見ながら、柔らかくなりすぎない程度まで。
こちらも水にさらし、水を代えながら半日ほど置きます。

 

 

 

 

 

 

 

■実山椒の佃煮
<材料>
実山椒 100g
水 50cc
酒 50cc
醤油 20cc
みりん 小さじ1
<作り方>
①水と酒を鍋に温め、実山椒を加える。
②10分ほど煮たら醤油を少しずつ足しながら30分~1時間弱火で煮る。
途中で煮汁がなくなったら少量の水を足す。
醤油を一度に入れると実が固くなるので注意。
仕上げにみりんを入れる。

■葉山椒の佃煮
<材料>
葉山椒 50g
酒 50cc
水 50cc
醤油 大さじ1
みりん 小さじ1
<作り方>
葉山椒以外の材料を鍋に温め、葉山椒を入れて煮汁がなくなるまで煮る。
時々焦げないようにかきまぜる。

さらに、京都の味にチャレンジ

■ちりめん山椒
ちりめんじゃこ 150g
実山椒(煮たもの) 大さじ3
みりん カップ1/4
酒 カップ1+1/4
うすくちしょうゆ 大さじ3

①なべにみりん、酒を入れて火にかけ、アルコール分をとばす。
うすくちしょうゆとちりめんじゃこを加えてアクを取りながら弱火で15分間くらい煮る。
②煮汁が半分くらいになったら実山椒を加え、さらに5分間くらい煮る。
③途中煮汁をスプーンですくって具にまんべんなく回しかけながら、
弱火で煮汁がなくなるまで煮る。

けっこう手間はかかりますが、1年に1回の楽しみです。
仕事をしながら、1日かけて作ってみました。(miki)

Posted on 水曜日, 6月 13th, 2012 at 9:24 PM

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