静岡・梅が島のヨダケンさんから依頼があった。
お茶の試飲をしてくれと……
内容の詳細はまだ公開できないのだけど、お茶のブレンド比率を変えて、どんな比率がいいか、感想を聞かせてくれ、ということで、お茶が2種、各300gずつ、送られてきた。
どちらも今年の新茶、ヨダケンさんがつくった、有機栽培のおいしいお茶。試飲など本格的にやったことはない、それはムリですヨと一旦は断ったのだけど、「こっちじゃあいろんな人に聞いてアドバイスも受けてるけど、オマエの意見も聞きたいんだよ」。まだ道具立ても整わず、手持ちの道具だけで心許なかったが、「依田さん、精一杯やってみます」と……。
2種のお茶を正確に1:9、2:8、3:7と全部で9パターンの比率に量ってよく混ぜて封をした。まだ火入れをしていないお茶とのこと、なじみやすいのかなと考え、この準備は2日前に済ませておいた。当日は封を開け、それぞれ3gを取り出し、初回は比率10%、50%、90%で比較してみる。女房も参加。次に40%、60%の2種で。この2回目でだいたいの傾向がわかったので、20%、30%、70%、80%の試飲はしなかった。
うーん、まったくもって素人の味見。テイスティングの方法はこれからもっと勉強しなきゃならないと思ったが、今回は火入れ前の比較的生な風味のものだったからか違いは歴然、よくわかった。これに火入れの変化とか、様々な要素が絡んでくるのだから、ブレンドも奥が深い。そしておもしろい。
また2番の醗酵茶づくりに遊びに行くのだ。
Posted on 火曜日, 7月 3rd, 2012 at 11:49 PM