ねこぴた間引き中

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秋の畑、肥料やらずのねこぴた農園で。この秋の種まきは9月28日なのでまだひと月半。ということで収穫にはもうすこし時間がかかります。することも特になく、かぶや大根の間引きなど。市の農園なので、時々居合わせるお隣さんと立ち話を楽しむ。時々は採れすぎの野菜いただいたり、逆に差し上げたり。

しばらく来ていなかったおとなりさんは、ほったらかしで草だらけだった畑をきれいに片付け、遅まきながらコマツナやほうれん草、ブロッコリーなんか植えている。精が出ましたねーと会話が始まる。おじいさん、しばらく来てなかった間どうしていたのかななどと考えながら。でもそんな込み入ったこと聞くこともなく、他愛のない会話です。苗で買ったものは苗屋さんが品種を間違えることもあるんじゃないかとか、ここも1月には片付けなきゃとか…。そう、実はみんな来年1月までで撤去なのだ。3年の契約が終わり、また抽選を受けなおし、別の畑で再スタートとなるのです。だからおそらく、おじいさんともお別れになるでしょう。


さて、今が秋冬野菜のフレッシュさを堪能できるとき。若々しい野菜たちがすくすくと育つとちゅうです。約30分で間引いたのが、かぶ、三十日大根、コマツナ、シュンギク。よく育ったところを間引き収穫するのは在来野菜ならではの方法。生育がばらつくのでF1品種のように一斉に収穫すれば必ず大きすぎ、小さすぎが混ざり、効率が悪い。だから在来野菜は量産には向かないし、F1品種では多少の味の悪さには目をつぶって斉一性のある育種をするので都合がいい。量産ならば。この事情は自家用だと逆転する。その日食べる分だけ、おいしいところだけを選択的に摘んでいけばいいので、野菜はいつもベストなタイミングを、もとよりおいしさに定評のある在来種の味わいでいただける。

このほかちまちまと、でも大量の秋ミント。これは最近干すのにハマっているので干しミントにする。ついでに大好きな香りのローズマリーも干してみようと話しました(^^)

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Posted on 月曜日, 11月 17th, 2014 at 12:08 AM

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