一年のはじめの柚子仕事
知人が一箱どんと送ってくれた柚子。
とり時期が遅れたとのことで、いたみ始めていたので新年早々柚子仕事。
◆ゆべしの作り方
<材料>
赤みそ&白みそ 半々
くるみ 炒って粗みじんに
ごま 炒っておく
クコ みりんなどにつけてやわらかくする
みりん
好みでもち粉・米粉
<作り方>
①味噌とその他の材料を温めながら練ります。
②冷ましたら、くりぬいた柚子につめて40~50分蒸します。
③充分に冷ましたら紙やさらしに包んで軒下などに1ヶ月以上つるして干します。
東京では気温室温からしてゆべしは難しいと言われていますが、
今年は寒い晴天の日が続いているのでチャレンジしてみました。
こちらは柚子果汁。
レモン搾りなどで搾って、コーヒーフィルターで濾すとこんなにきれいな柚子果汁ができあがります。
皮はピールに。
皮は一晩水に浸け、2回ほどゆでこぼしたら、皮の1/4量の砂糖を加えて煮詰めていきます。
私は煮詰めたピールを外で2日ほど干してドライフルーツ風にするのが気に入ってます。
干さないでママレード風にいただくのもおいしいです。
残った柚子とゆべしに使って余ったワタでジャム。
丸ごとの柚子は種をとって実と皮にわけます。
皮はきざんで2回ほどゆでこぼして苦みをやわらげます。
ワタと皮をあわせて、重さの1/3量の砂糖を加えて煮つめます。
途中で目の粗いザルなどに通して種をとりのぞきます。
あ、種も使えるので捨てないように…
最後に残った種は、きれいに洗って保存します。
種を焼酎に漬けると、化粧水になるのです。
アルコールが刺激になる人は、水に漬けてもできます。
一度に作るといたんでしまうので、種を保存しながら少量ずつ使います。
昔は家の庭に柚子の木があって、年中行事になっていたのでしょうね。
捨てるところの全くない柚子仕事でした。
(みき)