おウチでcandle night

candlenight

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311の夜、家族3人でキャンドルナイト。
午後6時から明朝まで電気を使わないこと、と申し合わせ、夕食の下ごしらえをあらかた済ませて、電気を消した。

テレビもPCも消して、風呂もトイレもヘッドランプで、野外キャンプみたいなキャンドルナイト。
ほんの1,2時間、食事のときだけでも明かりをろうそくに替えれば、それだけでも意味はあるんだろうけど、ウチではなぜか、明朝まで! いちばん最初にやぶった人は皿洗いだヨ~、と罰ゲームつき。

(お父さん我慢できなくなってみんな寝ちゃってからtwitter始めるんだよー)

と息子。電気漬けの現代生活。タバコのように、暗いだけの空間に禁断症状でも出てくるかと、興味津々自身のようすを眺めちゃお的なスタンスでワインを抜いて、わいわいと一家団欒の晩ごはんがスタートだ。ろうそくキャンドルと、それじゃあ暗いってんで、iphoneの懐中電灯アプリの助けを借りる。小さなわが家のちゃぶ台にオルチョサンニータ。フタの上は平らでiphoneがちょうど載った。

ごはんの仕込みはボク。カツオのカルパッチョはベトナムの粗い粒の塩とカンボジアの熟成黒胡椒とオルチョ、豆苗炒めはニンニク紹興酒と干し貝柱のだしで、スープは前日のポトフをハーブオイル&ガネッシュのカレー粉ぶち込んでバーミックスで粉砕して牛乳で整えたやつ、ベーコンとキャベツを自家製干しバジルと合わせてグリルしたやつチーズのっけ、ワインは安~いチリのシャルドネ(疲れた)、あと女房自家製の天然酵母パンをせいろで蒸した……(味はともかく)こういうのを段取り良く小1時間で用意できるのは最近の自慢(^<^) 静かさにおののくこともなく暗さにも慣れていくものだネと楽しい会話は続いく。正直、いつも何かが鳴ってないと、動いてないと、見えてないと落ち着かないような生活をしている自分に気づく。故・山尾三省さんのエッセイを思い出したが、これは別途書き写そうと思う。確か古い家にアルミサッシを入れたときのことなんだけど… 良い時間だった。この日は311、東日本大震災からちょうど1年の日であって、日比谷では脱原発を願う集まりで喧しい。ウチは、女房は昼間仕事だったこともあり、自宅で。それでもしっかり、子どもにも、電気を消すことや、原発のこと、いろいろと話していった。とうちゃんかあちゃんワイン混じりで気分もよかったか。かわりばんこにお風呂も入って、午後9時半には就寝。いい気分で眠りについたんだけど12時過ぎには目が覚めてしまい、3時ごろまで読んだのは上山春平『照葉樹林文化』。twitterもfacebookもその旨つぶやいてpcを落としたんだが、fbに1件来てるみたいだったけど、今日は約束手をつけず。 [gallery link="file"]

Posted on 月曜日, 3月 12th, 2012 at 8:35 PM

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