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仕事の立ち寄り先が近く、久しぶりに一芯二葉へ。
ここしばらく新茶の香りに飢えていて、それもジュンチヤバリがぜひ飲みたいということで。
ちょっと早めに来てしまい、まだお店は閉まっていて、開店の12時まで近くを散歩して戻ったら、ぴったり12時、店長のHさんが迎えてくれた。とはいえ12時半には中野から歩いて10分ほどのところに着かないといけない。Hさんには時候の挨拶もそこそこに、オーソドックスなネパールティというヒマラヤンオレンジ、そしてHさんおすすめというヒマラヤンスプリングを購入した。仕事を終えて夜中の帰宅、翌日の今日、ゆっくりといただきました。


パッケージにある分量を守って、お湯は100℃350ccに対して4.5g/5分。茶葉4.5gは350ccのサーバーに合わせた分量と思うが、これがスタンダードなんだろうか、最近はうちでも、このサイズのガラスサーバーにに落ち着いたので具合がよし。手作りコジイできっかり5分でコジイをはずすと、立ち上る春の香り! 思わず顔が崩れて、ああ春だなと。

香りは春の新芽に乗っかってくるミントのような爽やかなもの。それがアタックになってキレを生んでいる。そして余韻が続くのは柑橘系の香りで、これがヒマラヤンオレンジという商品名になったんだろう、あたたかみと共に、その香りは水に溶け込んでいく中で次第に甘くなっていく感じだ。味わいは、5分ほどの滲出だと収斂味ほどよく、喉の奥にさきほどの甘さがあたって来る、軽やかなボディ。ほっとしました。

紅茶は難しいなぁ、とHさんに話しつつ、いや烏龍茶も難しいし日本茶も難しいけれどと、話しつつ、だから紅茶はダージリンに来ちゃうんです、日本の紅茶ははずれが多すぎるからと。それでもおいしい紅茶つくるのは●●さんとか、××さんとか……ちょっとだけ共通の話題をかわしつつ。

さて日本は一番茶の作業も一段落の声が聞こえてきています。週末からはやっとこさの九州行、中程には高知、終盤は静岡、僕のお茶シーズンも始まります!いろいろをお伝えしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

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