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嬉しいことに、國友さんから送っていただいたお茶のタネから根っこが出た!
プランターほじったら出ていました。高知の國友さんにお茶のタネを送っていただいたのが去年の秋。國友さんは高知県いの町の山奥でそれはすばらしい自然生えのヤマチャを栽培している方。タネは國友さんのお茶畑のなかでももっとも自然に近い管理がされているところで、そこからは「龍」と名づけたお茶が生まれる。清らかな自然生えのヤマチャで、土佐の奥地にお茶が招来した歴史をそのまま体現したお茶でもある。

お茶の芽出し、というか根出しは昨春もチャレンジしたものの失敗して、今回も國友さんから難しいとは聞いていた。いつの季節のタネがいいのか、採ったタネはすぐ土に植えればいいのか、春直前まで冷蔵保管が良いのか云々と悩んだ今回。しばらくは動き出さぬようにと冷蔵庫で保管し、3月にプランターに移しておいたけれど、今日の今日までウンともスンとも言わず。ああ今年もダメかと為す術なく気持ちも暗く申し訳なくで國友さんへの報告を言い出しあぐねていました。

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それが昨日の八十八夜の日、恐る恐る植えてあったプランターの土ををよけてみたら出てた出てた。本当にホッとしました。全部で50粒ほどのうち30粒ぐらいは腐植しかけの外殻を破りまっ白な根をのぞかせて、どれも健康そう。この太くたくましい直根はまだ伸びる。大地をずんと掴んで、タネの頭を地上にもたげて芽吹くのはもう少し先になるでしょう。芽吹きのタネはこの日訪ねた山の土を補充、ベランダのプランターと借りている市民農園の2箇所に分散させて、その後の生育を見守ることになります(^O^)

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